アトピー肌の私が手放せなくなったiHerbとの出会い

前回私のアトピーの外的要因である

界面活性剤入りの強すぎる洗剤の話をしました。

 

今回はやっとみつけた自分に合ったものの話をします。

 

転機となったのは、一人の健康オタクとの出会い。

日々サプリメントやスーパーフードといった体に良いとされるものを取り入れ、

それを自分の体で試して実験していると表現する彼は、

私から見ると「変な人」でした。

 

でも、実年齢とは思えないほど若々しく、活力に溢れている彼を見ると

効果あるのでは?と思わずにはいられなく、食い気味で話を聞くようになりました。

何よりも、お肌がピッチピチだったのです。

 

日々摂取しているサプリメントや、購入する食材、どこで買っているか等。

オーガニックやらスーパーフードとかって、よく聞くけども胡散臭いし。

プラシーボ効果なんじゃ?と警戒心だけは強い私でしたが、

毎日そんな話を聞いていると次第に興味が沸き、ちょっと試してみたら?って

軽い感じであるサイトを教えてもらいました。

 

それがiHerb(アイハーブ)でした。

 

怪しすぎる!!!!!

しかも海外サイト?海外から購入するの???

 

日用品買うならドラックストアだった私です。

やっと楽天やらAmazonでネットショッピングするようにはなりましたが

それでも難易度が高すぎて、しばらく手を出す事が出来ませんでした。

 

そんなある日、健康オタクから

「送料無料になるまであとちょっとだから、なんか一緒に買いましょうか?」

と提案されました。

 

代わりに買ってもらえるなんて、初心者には魅力的すぎるサービス。

ありがたく利用してみることに。

 

そして、1週間くらいたった頃に届きました。(職場に笑)

彼の買ったものを紹介してもらいつつ、自分が頼んだものも頂きました。

洗剤迷子になっていた私に、ジャストなタイミングで試しに買ってみた手洗い洗剤。

 

これが、とっても良かったんです。

すごく良い香りで、肌も突っ張らないし、洗いあがりもさっぱり。

 

海外製品って、やっぱりよくわからないし、英語読めないし、

やっぱ国産っしょ?って思っていた既成概念がぶち壊されました。

 

日本で約40年間、ダメだったじゃないか。

私に合うものは海外にあるのかもしれない!!!

 

それから休みの日はそのサイトを食い入るように眺めました。

ドラックストアじゃ絶対に見つからなかった

自然派の体に優しい商品が大量に出てきます。

 

私と同じようにアトピーに悩む方や、

知識プロ級の方の口コミを読んで気づきを得て、

もちろんそれだけでは根拠がないので、自分でもメリット、デメリット調べて、

まずは洗剤類をすべてここで変えました

 

結果は、

世界が変わりました。

手が痒くない!布団に入ったとき体痒くない!!

なんてストレスのない世界。

 

ここで、やっと本当に気づきました。

人工的に作られたものはすべて、私には刺激が強いという事。

 

化学物質や食品添加物など、避けて通れないほど溢れています。

それを意識的に、ちょっとでも避けることで、

こんなにも体に変化が起こる事を身をもって体験しました。

 

悩み続けていたアトピーは、自分に合わない化学物質を

全力で拒否する体からの悲鳴でした。

そう考えてみると、思えばアトピー以外、すこぶる健康体なんです。

40代になっても大きな病気も無く、風邪も滅多にひきません。

ちょっとでも傷んだ食事をとれば、すぐに吐き戻します。

 

色々拒絶が強すぎだったのか。

 

今でもアトピーは治っていないし、ちょっと気を抜けばすぐに湿疹がでます。

でも、全力で嫌がるこの体が、今では愛しく思います。

 

これからも自分の体と対話しながら、良い物を取り入れていきたいです。

 

そんなiHerbのサイトはこちら

www.iherb.com

 

 

次はアトピーの原因、内的要因の腸内環境について書きます。

洗剤選びの重要性:肌に優しい商品はどこにある?

私のアトピーの原因

外的要因は界面活性剤の入った強すぎる洗剤。

内的要因は腸内環境だったと思います。

なにせアトピーは原因不明の病ですので、

自分の生活と症状の変化を注意深く観察してみて得た結果であって、

私にとっての原因である事をご理解いただき、

一例として読んでいただければと思います。

 

今回は外的要因の界面活性剤の入った強すぎる洗剤について。

 

前回書かせていただいた、おじいちゃん先生の

「強い薬は君に必要なのか?」という問いかけから

日々暮らしている物のなかにも、私にとって強すぎるものが

あるんじゃないか?という事に気が付きました。

私は「アトピー肌」だから、基本的にドラックストアで売っている

「健康な肌」の方が使うものは強すぎたのです。

 

そこで、手荒れの主な原因の洗剤を変えてみることにしました。

「洗う」という作業で使う洗剤は

食器洗剤、シャンプーとリンス、ボディーソープ、洗濯洗剤です。

 

当時は本当に知識がなく、20代になってすぐ一人暮らしを始めた為

節約はしたいという気持ちと、日用品にこだわりが全く無かったので

安く手に入るもので済ませていました。

具体的な商品名を出すと、

食器洗剤ならキュキュットやジョイ

洗濯洗剤ならアリエールやアタックなど

シャンプーは実家暮らしの時はメリット、エッセンシャル。

一人暮らしになってからは肌に優しそうなボタニストなど。

 

アトピーの方からお怒りを頂きそうですが、

当たり前に、ことごとく手はボロボロになっていきました。

 

たった一滴で泡持ち良く油汚れに強い。スプーン1杯で驚きの白さ。

職業的に衛生にはとても気を遣うので、強い洗剤を開発する企業努力には

本当に頭が下がります。

 

でも、アトピーには強すぎるのです・・。

 

そして、何かを買う時の「選択肢」、どこでどんな商品を買うか。

その選択肢が私の中にありませんでした。

今であれば楽天Amazonで見切れないほど沢山の商品の中から

選んで購入することができますが、

食器洗剤、シャンプーとリンス、ボディーソープ、洗濯洗剤を買う。

となれば、ドラックストアに行くじゃないですか。

ドラックストアに並んでいる商品の中から、

肌に優しそうな物を選ぶ事しかしなかったのです。

 

今思えばなんて狭い選択肢でしょうか。

 

肌に優しそうな商品を選んでいるつもりになって、

本当は選ばされていたんですねぇ。

断言すると肌の弱い方が使える商品はドラックストアには売っていないです。

こんな初歩的な事に気が付くのに何十年もかかりました。。。

 

当然いくら洗剤を変えようが症状は改善しないので

洗剤が原因じゃないのか?と、また振り出しに戻ったりしながら

迷子の日々を送っていた時、また転機が訪れます。

 

アトピー肌の私に合った本当に肌に優しい商品については、また次回書きます。

 

アトピー治療の転機

私は小学生くらいからアトピーになり、今現在も症状があります。

重度という訳ではなく、季節で悪化したり、特定の部分(ひじの裏、膝の裏など)

に常に湿疹がありました。

 

特に手の湿疹は酷く、水泡ができてかゆみがあり、

搔いてしまうと水泡が潰れて体液でぐしょぐしょに。

病院に通い強いステロイドをもらって一旦治まっては、また悪化を繰り返す。

原因も分からない、病院に行っても治らない。

当時は携帯が普及し始めた頃で、手軽にインターネットで検索して調べるなんて無く、

母親もあまり賢い人ではなかったので、凍らせたおからをガーゼに包んで

当てるという謎の民間療法を試したり、良くわからない漢方を飲まされたりしました。

当然病院も近所のママ友に勧められたのか、評判で良いところだから!と

良くわからない病院に連れていかれ、大人気の為、常に3時間待ち。

今思えば小学生に使って良かったのかってくらい強いステロイド

 

謎の静脈注射を打たれていました。

 

思い出してもあれは何だったのだろうか。次の日には湿疹がかさぶたになって

肌がきれいになったので、相当強い何かでしょう。

 

病院に行っても治らないのだから、私はそういう体なんだと諦めて、

症状が出たら薬で抑えて、うまく付き合って行くことしかできませんでした。

 

転機になったのは一人暮らしを始め、新しい皮膚科での診察でした。

 

ずっと通っていた病院が遠くなったので、とりあえず同じ薬が貰えれば

どこでもいいかと、歩いて行ける距離の皮膚科に行きました。

 

皮膚科は混むもの。待つもの。開始時間と同時に行っても

なぜか30分以上は待っていたので、それが普通だと思って伺ったところ

 

お客さん1人しかいませんでした。

 

5分で呼ばれました。

 

衝撃を感じ逆に不安に駆られながら、診察室へ入ると

そこには物腰優しそうなお爺ちゃん先生がいました。

 

症状を見せながら、今まで使っていた薬を伝えて、同じものが欲しいと伝えると

 

 

「こんなに強い薬、必要かい?」

 

その言葉に、はっとしました。

なんの説明もなかったけど、強い薬だって気づいていた。

でも医者に処方されて、一瞬は良くなるから

思考停止で使い続けていた、劇薬の部類のステロイド

 

お爺ちゃん先生は症状に合わせて、ステロイドと保湿クリームを混ぜた

とても弱い薬を処方してくれました。

 

この薬が、めちゃめちゃ効いたんです。

 

家に帰った後、自然と泣いていました。

原因も分からないし、こういう体質なんだって諦めていた。

でも、もしかしたら、ちゃんとした原因があって

体が必死で悲鳴を上げていたのだとしたら

 

それを劇薬で抑え込んでいたのだとしたら

 

なんて自分に対して無関心だったんだろう。

 

それからはアトピー完治を目指し、

脱化学物質や健康的な生活に目覚める新たな段階に進んでいます。

アトピーの原因については、次回に続きます。

28歳 初めてシェフになる

28歳の時、初めてシェフと呼ばれました。

新卒から約7年間、洋菓子の工場で下積みをし、その後カフェ形態のお店に転職しました。

ある日、そのお店でシェフが退職。私と23歳の新卒のキッチンスタッフだけが残り、私が後任のシェフに任命されました。

飲食業界では人手不足がつねの課題。28歳でシェフになることは珍しいことではありませんでしたが、私にとっては今までの努力が報われる瞬間となりました。

しかし、社会人としての壁にぶつかりました。

最初はシフトの作成。これまでやったことがなかったが、
キッチンが2人しかいないため見よう見まねで作成。

そして、パソコン。
28歳にして初めてExcelに触れました。ゲームは得意だと意気込んでいましたが、パソコンのツールバーを雰囲気で理解し、なんとなく入力ができるようになりました。

次はシーズンメニューの開発。
メニューを考えることに悩みました。パティシエとして8年の経験があると、「どんなお菓子も作れるよね?」と期待されるもの。しかし、実際はレシピをただひたすら作るだけの経験が8年間。
お菓子作りが得意だという自信があったが、メニュー開発は別物であることに気づきました。

メニュー開発をこなし、次はメニュー印刷。

これがパティシエの仕事なのか?

いやいや、経験だ!と初めてWordに触れました。
フォントや色指定に戸惑いながらも、何とか乗り越えました。
「最終入稿ミスったら擦り直し10万かかるからね」
と言われ、

地獄としか言いようがありませんでした。

シーズンメニュー変更もクリアして、次はレシピの作成と原価計算
パソコンへの苦戦は続き、仕事終わりにエクセルの教科書を買って、
にらめっこしながら入力しました。

ここで自分の社会人としての能力の不足を感じました。
技術には自信があったが、社会生活に必要なスキルが不足していたことに気づきました。

Kindle Unlimitedに登録して、あらゆるビジネス書を読み漁りました。
名刺交換の仕方からメールのマナーまで、知らなかったことばかり。
社会に出る前に覚えておくべきだったと痛感しました。

それから3店舗ほど店を異動し、どれもシェフをやらせてもらいました。
30代を前に詰め込んだ読書の知識のおかげで、社会人としての自信を持つことができました。

数あるビジネス書の中で一番役に立ったのはマネジメントのスキルでした。
大きな概念ではありますが、この知識があるかないかで仕事や
スタッフに対する意識が大きく変わりました。
今はたくさんの書籍があるので、職人には必要ない!と思わず読んでみてほしいと思います。

 

 

パティシエが教えるフルーツカッティングの魅力と楽しさ

こんにちは、kyokoです。今回は、フルーツカッティングのお話です。
フルーツを切り込む瞬間のワクワク感、美しい彩りを作り出す楽しさ、
そして驚きのアート作品が完成する瞬間。これらを通して、私が感じている
奥深い楽しさをお伝えします。


 

1. フルーツカッティングの魅力

フルーツカッティングは、まさに食材をアートに変える魔法のような技術です。
ナイフの刃がフルーツに触れる瞬間、新しい創造が始まります。
その独自の美しさに引き込まれ、これまで知らなかったフルーツの新しい一面に驚かされます。
パティシエって、実は包丁あんまり使わないんですよ。いちごのへたをとるぐらいでしょうか。
実際私もフルーツカッティングの世界を知るまで、包丁の研ぎ方すら知りませんでした・・・。
オレンジのカルチェ取り、キウイの皮むき。一応できるけどそんなに得意でもないって感じでした。
フルーツカッティングを学んでからは、フルーツ×洋菓子の組み合わせの幅が無限に広がった
気がします。

2. 美しい彩りとバリエーション

フルーツカッティングの楽しみは、美しい彩りを生み出すこと。
異なるフルーツの組み合わせやカッティングのテクニックによって、目でも楽しむことができます。
色とりどりであること。洋菓子にとって重要な要素です。
もっと詳しく勉強したくて、色彩検定を取ろうと思ってます。役に立つかな・・・・?

3. 季節ごとのフルーツアート

季節に合わせてフルーツを選んでアートを作ることで、
その時々の美しい自然の恩恵を感じることができます。
夏には鮮やかな色とりどりのトロピカルフルーツ、冬にはシトラス系のフルーツを使用して、
季節ごとに変わる美しいフルーツアートを楽しめます。

4.フルーツの目利き

洋菓子には外せないイチゴひとつとっても、たくさんの品種があります。
美味しいイチゴを選ぶ目利きが出来れば、基本のショートケーキも
差別化できることでしょう。
納品された熟れていない真っ白なイチゴを使うのと、
完熟した赤いイチゴを使うのではまったく違うケーキになるのです。
同様に、沢山の品種と特徴を覚える事で、レシピ作成の幅も広がります。
関東のイチゴを使うのか、九州のイチゴを使うのかで、味が全く違ってきます。
希少なこだわりフルーツを使えることができれば、
より価値の高い商品を作ることができます。

フルーツカッティングはただの食べ物ではなく、感動を生むアートです。ブ
ログでは、私が実際に作成したフルーツアートの写真を載せていきます

 

他の作品はインスタに乗せています。
よかったら覗いてみてください。

 

www.instagram.com

 

はじめまして!健康とスイーツの世界へようこそ

こんにちは!kyokoと申します。このブログにお越しいただき、ありがとうございます。
40代の女性パティシエとしての仕事に携わりながら、フルーツに魅了されてカッティングの修行中
アトピー体質で健康にも気を使っています。パティシエの職業病の手荒れにも悩まされながら
まだ症状は出ているけど、症状も改善されたのでこの辺りも記事にしたいです。

パティシエとしての日々

パティシエとして働く日々は、クリエイティブなアイデアとお菓子づくりの楽しさに満ちています。様々なイベントやお客様のために新しいスイーツを考案することが、私の生きがいです。ブログでは、パティシエとしての裏話や、成功と失敗を共有していきます。

健康志向の生活

同時に、健康にも興味津々です。食べ物は私たちの健康に深く関わっており、美味しさと健康を両立させることが大切だと考えています。ここでは、健康的な食事やスイーツのレシピ、食材の選び方についてもお伝えしていきます。

フルーツカッティングの魅力

趣味の一環として、フルーツカッティングにも没頭しています。季節ごとの美しいフルーツを使って、彩り豊かなデザインを生み出すのが楽しみです。フルーツカッティングのアイデアやテクニックを共有し、みんなで楽しめたら嬉しいです。

このブログの目的

このブログでは、私の日常や経験を通じて、パティシエとしての仕事、健康な生活、そしてフルーツカッティングの楽しさを共有していきます。新しいアイデアやレシピを見つけ、一緒に楽しむことができる場になれば嬉しいです。

最後に、ブログに遊びに来てくださる皆さん、どうぞよろしくお願いいたします!

健康とスイーツの世界、一緒に楽しみましょう!